🎤
ZENはほんとに不思議な仕組み(西条市役所)
今回は、愛媛県西条市の市役所のシティプロモーション推進課でZENのプロジェクトにも関わっている柏木さんに、地元西条高校の高校生がZENバサダー(ZEN親善大使)としてインタビューしました。
インタビューを受けていただいた人
西条市役所 シティプロモーション推進課課長 柏木潤弥
インタビュアー
西条高校商業科 太田歩乃夏(ZENバサダー)
西条高校商業科 加地実結(ZENバサダー)
コーディネーター
ZENTECH代表 鈴木直之
鈴木直之氏(以下鈴木):本日はよろしくお願いします。
加地実結・太田歩乃夏(以下加地、太田):よろしくお願いします。
柏木潤弥氏(以下柏木):よろしくお願いします。
太田:まず柏木さんがされているお仕事をお聞きしたいです。 市役所職員の方ということは分かるんですけど、シティプロモーションというのはどういうことですか?
柏木:シティプロモーションというのは、西条市に住んでいる人に西条をもっと知ってもらう、LOVE SAIJOの精神で西条をもっと好きになってもらおうということ。 愛媛県の中にいたら、西条市っていうのは、それなりに有名でみんな知ってると思うけど、東京とか大阪行ったら西条市って言っても誰も知らない。ほんとに誰も知らんから。 それじゃダメなんで西条市以外の人、県外の人たちにも西条市のことを知ってもらうように動く。プロモーションチームが西条市の宣伝をどんどんどんどん仕掛けていって、 西条に行ってみたい、西条に住みたい、そう思ってもらえるような仕掛けを僕らが先に考えていく、それが仕事です。
太田:ありがとうございます。
加地:ZENが出来る前と出来た後で、市役所として、なんか地域活性化したな、みたいな実感がありますか?
柏木:ZENができた以降というか、これから逆に期待が持てるかなっていうのはあります。 今できたから、こう具体的に劇的に変わったよねっていうまでは、まだまだZEN自体もスタートしたばっかりなんで、そこまではたどり着いてないとは思うけど、これからの伸びしろしか感じないね(笑) ZENができたことによって、これがもっと広がっていって、いろんな団体とか、地域の人がこのZENの仕組みを理解して、ZENを使うようになれば、地域で色々な問題を抱えながらも、活動していた人たちがもっと活動しやすく、課題解決に向かってもっとやりやすくなるんじゃないかなとは思います。 期待はしてます、すごく。 でもまだまだやっぱ小さいよね。パイが全体として。もっともっと大きくなったら、もっといろんなことできると思うけど、まだまだ始まったばっかりなんで。それを、小さいからできんよね、無理よね、じゃダメなので。 そこは行政マンとして、鈴木さんのサポートするとかして、なんとか大きな流れにつなげていきたいと思ってます。
加地:ありがとうございます。
太田:今、鈴木さんの取り組みが西条市で試験的に行われてると思うんですけど、西条市がモデルになったことへの感想というか、その思いは何かありますか?
柏木:鈴木さんというその人間そのもの、ペルソナの存在があったからこれはできたと思う。それプラス西条市と鈴木さんがマッチしたのかなと。
太田:西条市としてのZENとの関わり方は?
柏木:まずLOVE SAIJOポイントとかのSDGsを進めていく中で、せっかくZENという仕組みができて、やっぱりこの中の取り組みの1つとして使えるようになりたいなとは思う。 みんなにも知ってほしい。
加地:柏木さんが思うZENの1番のアピールポイントというか、ここがいいなっていうのを教えてください。
柏木:まあ、不思議なところなんやけど、自分が寄付してないのに寄付できるっていうところ。自分が応援しとる団体を応援できる。それって自分1人じゃ限界があることなんよね。 例えば、自分がどこに寄付してあげようと思ったらお金的にもしんどい部分があるかもしれない。だけど、このZENの仕組みを使えば、自分はお金使わなくても「いいね!」するだけでも、そこに協力できるとか、応援できるとかいうのがすごく不思議だけど、 そこが強いんじゃないかな。 で、さっきも言ったけど、自分1人じゃ成り立たないのよね、このZENっていうのは。お金を出してくれるマイクロスポンサーと応援してほしい人と、自分と。そういういろんな人が関わってお金が回っていくっていうところがすごいええ仕組みやなと思います。 「いいね!」押すだけでなんか知らないけど、自分応援しとる団体にちゃんとお金が入っていって、そのお金をちゃんと必要なところが大切な形で使ってくれてるっていうのが、また不思議で。不思議、不思議の連鎖やね、これ(笑)
太田:不思議だけど、だから誰でも使いやすいというか。
柏木:うん、そうだね。
加地:ZENに今後期待しているっておっしゃってたんですけど、西条市の問題だったら、人口が減少してたりとか、移住する方も増えてるけど、出ていくことの方が多いとか、そういう問題のどこの部分に対する期待感が大きいですか?
柏木:今、町中で僕らが気づいてないだけなんだろうけども、 西条市を好きな人、西条市をもっと良くしたい、西条市こんなまちになったらいいのにと思って活動してくれてる人っていっぱいおるんよね。 ただ、僕らが知らないだけで。ほんとはもっといっぱいいろんなとこで、いろんな活動して、西条市をよくしようと思って、そこまで思ってなかっても、結果的にそこに繋がるような活動しよう人とかもたくさんおるんよね。 でも、その人たちにスポットが当たることがあんまりなかったり、例えば、経済的にその負担を自分たちが自費でやろうとしてたりしてる。 それも、みんなのためにやってることなのに、自分のお金を使ってやったりしてる人が、もういっぱいおるんよね。で、(ZENが広がれば)そういう人らにスポットが当たるようになるし、経済的にもこのZENのお金が回っていけば、その人たちの負担も減るやろうし、負担が減れば、そこに関わる人ってもっと増えてくると思うよね。そしたら、西条って良いまちよね、だったら西条市でずっと住みたいよね、って思う人が巡り巡ってどんどん増えてきてほしいし、増えてくるかなって思います。
太田:ありがとうございました。 鈴木:本日はお忙しいところお時間いただき、ありがとうございました。
今回協力していただいた柏木さんはこちらで活躍されています。